渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆(91)が19日、都内ホテルで行われた「読売巨人軍激励会」に出席し、主催者を代表してあいさつをした。内容は以下の通り。

 「昨年の今頃、オープン戦で巨人軍は12球団最下位。今年はうって変わってご承知の通り、10勝3敗。12球団中トップであります。去年はペナントレースでセ・リーグで最終的に4位だったかな。去年はあんまりいいことがなかった。今年は10勝3敗、勝率で言えば7割6分9厘。新しく巨人軍に加わってくれた人たち。外国人のゲレーロさん、去年からいるカミネロさん、新しくヤングマンさん、マシソンさんもいるし、ドラフト1位で入った人もいるし。外からおいでくださった方もいるし、戦力はかなり上がったと思います。高橋監督は今年は3年目であります。3年目ってことは縁起がいいんですよね。そこにおられる長嶋茂雄さん。背番号3番、33番。後援会の名前が燦燦会というのも長嶋さんの33番から来ている。燦々と輝く。そういうことで、今年は異様にホープフルというか去年とうって変わるんじゃないかと。今年はオープン戦の成績を見てもゲレーロさんはもう本塁打5つ、わずかな間に打っている。まあ、打者としては若い岡本くんが打点トップですよね。確か。どう考えても今年は非常にホープフルで去年のように皆さんを1年通じてがっかりさせることはないということを、玄人の中の玄人である高橋監督が後ほどここで今年の展望をおっしゃってくださるので期待してほしい。言葉に期待するだけじゃなく、結果的に優勝祝賀会を皆さんと開きたいので、ひとつご期待いただきたい」