栃木・宇都宮市出身のオリックス、ドラフト1位田嶋大樹投手(21=JR東日本)が「とちぎ未来大使」の候補に挙がっていることが2日、分かった。3月31日のソフトバンク戦で12球団のルーキー一番乗りで初勝利を挙げた左腕に、栃木県総合政策課の担当者も注目。「球団、本人の意向もあるが、条件がそろえば検討を始めることは十分にあり得る」と明かした。

 同大使は栃木県に深い愛着を持ち、県の魅力などの情報発信を積極的に行える人物に知事が委嘱。競泳男子の金メダリスト萩野公介やガッツ石松、ダイアモンド☆ユカイらが名を連ねる。即戦力のドラフト1位左腕が、白星を量産すれば選ばれる可能性は大。その活躍を地元栃木も注目している。