西武栗山巧外野手が球団史のトップに名を刻んだ。

 0-2の3回先頭で、楽天藤平から右翼線二塁打。石毛宏典氏に並ぶ球団最多タイの通算308二塁打を記録した。また、この二塁打から反撃開始。逆転勝利の足がかりを作った。

 記録については「不思議な感じがしますね。そんなに打ってるのかな」と正直に話した。「偉大な先輩に少しでも近づきたいですね」と、気持ちを新たにした。

 二塁打には思うところがる。「僕は長距離を打つバッターではないので、二塁打はうれしいですね。でも、それだけフェンスを直撃しているわけで。(フェンスオーバーまで)あとちょっと、でしょ(笑い)。でも、うれしいですよ。入団した時から、ホームランは打てない分、二塁打や野手の間を抜ける打球を打っていきたいと思ってましたから」と胸を張った。