首位の西武が2連敗を喫した。

 先発カスティーヨが4回1/3、8安打5失点で3敗目。最速154キロと球に力はあったが、高く入ったところを打ち返された。

 打線はソフトバンク摂津にてこずり、5回まで投げきられた。8回にメヒアの右前打で1点を返し、9回には金子一のプロ初本塁打となるソロと、山川の適時二塁打で2点を加えたが、そこまで。

 辻発彦監督は打線の消極的な姿勢を指摘した。「嫌な予感が当たった。(摂津に)のららりくらりと投げられ、点を取れなかった。(打線は)らしくなかったね。やっぱり、勝ててないのもあるけど、選手がちょっと違う。いつもの積極性がない。見ていったりして。源田や金子(侑司)には言ったけど、普通ならカウント3-1からもガンといっていたのが、大事にいってね。粘りはしたけど」と話した。

 終盤の追い上げには「最後に積極的にいって、ヒットでつながった。それで勝ってきたんだから」と評価した。