ソフトバンクの球団創立80周年イベント「レジェンドデー」の第3回がDeNA戦(ヤフオクドーム)で実施され、試合前に前監督で球団OBの秋山幸二氏がセレモニアルピッチを行った。

 秋山氏が捕手を務めた柳田に対してボールを突き出すと、そこには「めざせ四冠王」と、秋山氏のメッセージがしたためられていた。投球は柳田も捕れない大暴投となり、秋山氏はちょっと不満そう。周囲に促され「もう1頂」で第2球を投じることになった。2球目はやや高めになったが、球速115キロをマーク。登板後は肩を回しながら「疲れた~。ブルペンで投げすぎたな」と振り返った。

 柳田へのメッセージについては「あいつしかいない。(4冠王の)可能性があるのは。3冠王も十分狙えるし、なおかつ盗塁もできる。高い目標をもってやってほしい。今年の打ち方は完成系に近い。あとは仕留める確率が上がってくれば」と大きな期待を寄せていた。