ソフトバンクから今季新加入のヤクルト山田大樹投手が、セ・リーグの洗礼を受けた。

 移籍後初登板で初先発の緊張からか、球が上ずった。初回に先頭坂本勇にストレートの四球を与えると、1死二塁でマギーに先制適時打を浴びるなど3失点。3回にも味方の失策が絡んで3失点すると、2回3分の2を6安打6失点(自責5)でKO。「立ち上がりがどうこうじゃなくてダメ。何とか頑張ろうと思ったけど力不足です」と、うなだれた。

 それでも、来週に2度目の先発機会が与えられる模様だ。田畑投手コーチは「ストライクとボールがはっきりしていた。球が速い投手じゃないので、もっと緩急を使わないと。次も先発で考えています」と期待した。