日本ハムの助っ人コンビが、アーチ競演した。

 1回2死一、二塁。オズワルド・アルシア外野手が、千賀の3球目の直球149キロを捉え中越え5号3ランで先制した。「いい感触だったので、打った瞬間に入ると思ったよ。ツーボールノーストライクだったので、真っすぐが来るかなと思っていた。変化球を待ちながら、うまく対応できたね」と満足していた。

 続くブランドン・レアード内野手が初球148キロをフルスイング。右越え14号ソロで続いた。「千賀は良い投手だから、初回に4点取れたことは大きいね。打った感じも良かったし、アルシアと2者連続で打てたこともうれしい」と会心の一撃を喜んだ。左右の大砲が、昨季全敗(6敗)の苦手千賀から主導権を奪った。