ヤクルトは2本のアーチで6回に一挙5点を奪い、逆転勝ちした。

1-5で迎えた6回無死一、二塁、青木宣親外野手が初球の141キロ直球を右翼席中段へ運んだ。

さらに4-5で迎えた6回1死二塁、雄平外野手が初球の129キロのフォークを右中間へ逆転の2ラン。今季7号が、勝利を呼び込んだ。

青木は「昨日の(サヨナラ)勝ちが大きい。今日もという気持ちだった。雄平の2ランが、本当に大きかった」。一方で、雄平も「青木さんの本塁打で、チームの雰囲気が一気に変わった。流れに乗って、打たせてもらいました」と青木に感謝していた。

2連勝で、貯金1。小川淳司監督は「こういうところで、本塁打が出たことに価値がある」と納得の表情だった。