DeNAが記録的大敗を喫した。3回と8回に阪神打線が一巡するビッグイニングをつくられた。3回は、投手の藤浪に満塁弾を浴び、大山には1イニング2本塁打。8回には大山にこの試合3本目となる本塁打を浴びるなど、8安打9失点を許した。20失点は96年以来22年ぶり。19被安打は今季ワーストに並んだ。

それでもアレックス・ラミレス監督はポジティ・シンキングだった。「僕が監督になってからこれだけ取られるのは初めて。誰にでも初めてのことはある。20-4でも1-0でも負けは負け」と結果を受け入れた。ただ、混戦模様のAクラス争いの上では、重要な意味を持つ阪神2連戦。「これだけ取ると統計的に次の日は取れなくなる。ポジティブに考えると、そうとらえられる。明日しっかり勝つだけ」と、前向きに話した。