国学院大が9回土壇場で追い付かれ、連盟規定により駒大と引き分けた。

右腕の横山楓投手(3年=宮崎学園)が立正大2回戦に続く先発で5回1死まで無安打投球。前戦から37人目の打者で初安打を許したが、その後も9回まで危なげない投球を続けた。しかし、9回1死走者無しで一塁手が失策。2死一、三塁とすると、代打東凛太朗捕手(3年=平塚学園)の打球が三塁ベースに当たって跳ね、二塁打となり2点を失って降板した。その後、再び一塁手の失策で同点とされ、自軍は9回裏満塁の好機を生かせなかった。鳥山泰孝監督は「勝たなきゃいけないゲームだった。何とか最後のラインで引き分けたが、ファーストが処理していれば本来は3-0で完封できていたゲーム。それ(失策)をカバーできるだけの力が横山についてくれたらと思います」と球場を後にした。