阪神が日またぎ決着となる広島との死闘を制した。降雨のため、予定より1時間9分遅れ午後7時9分に試合開始。2回終了後にも雨のため1時間2分中断した。その後も雨が降り止まない中で試合が続き、手元の時計では0時3分をまわったところで試合終了。プロ野球史上9番目に遅い終了時間となった。

ヒーローとなった阪神陽川は、センター後方大型ビジョンの時計の針に目をやり「中断もあったので気持ちをもっていくのに難しい部分もあった。正直しんどかったです」と疲れきった様子だった。

史上最も遅い終了時刻は、92年9月11日阪神-ヤクルト戦の午前0時26分(延長15回、3-3で引き分け)。15年8月21日には広島-巨人戦が史上2番目に遅い午前0時21分に決着(延長11回、巨人が4-3で勝利)している。13年9月4日にソフトバンクが6時間1分に及ぶ死闘を制し日本ハムを下した際も0時を回り、お立ち台に立ったソフトバンク中村晃が「また今日も頑張ります」の名言?を残している。