広島が3年連続9度目のリーグ優勝を決めた。広島の3連覇は初めてで、3連覇以上は12~14年巨人以来5球団、14度目。

広島OB山本浩二氏(91年の前回地元胴上げ監督)「3連覇はすごいこと。各選手が状況を考え、自分の役割をまっとうしている。試合終盤の『ここで一打が出れば何かある』という場面で、本当に出たもんな。急にできることじゃない。積み重ね。緒方監督が勉強して、大局的な見方で戦ってきた証拠だろうね。日本一のチャンスは十分あるよ。34年ぶりか。1984年といえば、わしがまだ現役の頃だから、そろそろね」

広島前監督の野村謙二郎氏(野球評論家)「16年、17年は黒田と新井が戻ってきてチームが1つになって突っ走った。今年が一番厳しく難しかったと思う。ただ、この3年間で変わっていないのは、しっかりした育成システムから成す選手層の厚さ。ケガをした選手、不調の選手の穴をカバーできた。緒方監督には、一番やりきった、手応えのある、うれしい優勝だと思う。おめでとう」