オリックス西勇輝投手が2年ぶり5度目の2桁勝利を挙げた。序盤に渡辺直、内田と2本のソロを浴びたが、3回以降は我慢のゼロ行進。7回4安打2失点と踏ん張った。

今季は自身初の開幕投手を務めるなど、25試合に登板して10勝13敗、防御率3・60。開幕時の先発投手が次々と離脱するなか、ローテを守り抜いた。これが今季の最終登板になる見込み。西は「バッターとの兼ね合いなので(勝利数は)気にしていない」としながらも「フォームを修正できたので、そこからは良かった」と投球を振り返った。