今秋ドラフト1位候補の立命大・辰己涼介外野手(4年=社)がリーグ通算安打数を111とした。今秋ドラフト上位候補の関大・山本隆広投手(4年=桜宮)に第3打席まで無安打に抑えられていたが、9回の第4打席で右前打。二盗を決めて持ち味の俊足も見せた。試合後は「打てなかったんですけど、調子がいいので振れすぎていました。紙一重という感じ。切り替えて明日頑張りたい」と悲壮感はなかった。

運命のドラフト会議が25日と迫るが「評価してもらえたらありがたい。僕は決められないので、何か1つでもアピールできればと思ってやっています」とこちらも平常心だった。