セ、パ両リーグは16日、9、10月度の「日本生命月間MVP賞」を発表した。

セの投手は、巨人菅野智之投手が昨年の9、10月度以来6度目の受賞。期間中はリーグトップの4勝、防御率1・10、奪三振44をマーク。4勝のうち3勝を完封で飾った。

セの打者は、DeNAソト外野手が初受賞した。期間中はリーグトップの14本塁打、31打点を記録。複数本塁打を3度マークした。

パの投手は西武多和田真三郎が、今年3、4月度以来2度目の受賞。期間中はリーグ最多タイの4勝、防御率1・54はトップだった。

パの打者は西武山川穂高内野手が4度目の受賞。11本塁打、28打点がリーグトップだった。昨年の8月度、9、10月度、今年の3、4月度に次いで4度の受賞だが、パで2年連続で同一年複数回受賞は98、99年イチロー(オリックス)以来2人目の快挙となった。

多和田と山川は今年3、4月度以来2度目の同時受賞。同じチームの同じ投手と打者が選手で年間2度の同時受賞は、パ・リーグで初めて。

受賞選手には賞金30万円とトロフィー、記念盾が贈られる。