サッカーJ1浦和レッズの元日本代表MF阿部勇樹(37)が、始球式を務めた。

浦和で着けている背番号「22」のユニホームで登場。見事にストライク投球を決め、捕手炭谷と笑顔で言葉を交わした。「サッカーで言うと、90分終わってロスタイムも戦い終えたくらい疲れました」と話した。

始球式は、西武が日本一に輝いた08年以来10年ぶり。「前回はワンバンだったので、同じがいいのか、しっかり投げた方がいいのか考えた。しっかり投げて、(西武の)あとの戦いにいい流れを持ってこられたらなと思いました」と話した。

西武ファンで、レギュラーシーズンには観戦のためメットライフドームを訪れたこともあった。CS突破に向け「どんなにいい戦いをしても、勝たないと意味がない。勝って、ファンの方を喜ばせてほしい」と期待していた。