阪神にドラフト5位指名を受けた創成館・川原陸投手（17）が1日、長崎・諫早市内にある同校で佐野仙好統括スカウトらから指名あいさつを受けた。

プロ入り後の目標については「今の目標は阪神タイガースのエースになることなので、それを目標にしながら頑張りたいと思います」と力強く宣言した。

昨秋に行われた明治神宮大会の準決勝で、今年春夏連覇の大阪桐蔭に勝った投手として、一躍注目を浴びた左腕。今夏の甲子園100回大会には長崎代表で出場し、1回戦で創志学園に敗れたが、身長184センチ、体重80キロという恵まれた体で、将来活躍を期待させるポテンシャルを持っている。

指名理由について田中秀太スカウトは「一番はストレートの質、キレですね。そこが一番の決め手になりました。まだまだスピードは140キロちょっとしか出ませんけど、これから体を鍛えていけば、十分スピードも出ると思いますし、十分に活躍してくれる選手だと思っています」と説明した。