日本シリーズでMVPを獲得したソフトバンク甲斐拓也捕手(26)が6日、米大リーグ公式サイトで特集された。メジャー移籍と関係のない日本人選手が、同サイトで特集されることは極めて異例。「甲斐キャノン」と称される鉄砲肩が世界に認められた。

◆甲斐キャノンの由来 甲斐は強肩が評価され10年育成6位でソフトバンクに入団。当時のファーム本拠地雁の巣でもその鉄砲肩は有名で「バズーカ砲」「キャノン砲」「レーザーガン」など武器に例えたキャッチフレーズは存在した。入団から「拓也」が登録名を16年オフ「甲斐拓也」に戻し、正捕手に定着した17年から「甲斐キャノン」が登場。今季からは本拠ヤフオクドームで盗塁を刺した際、ビジョンに「KAI CANNON」の文字が流れるようになった。諸説あるが、人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するガンキャノンのパイロットの名がカイ・シデンであることから…とも言われている。