巨人の高橋由伸前監督(43)が30日、静岡・熱海市のホテルで行われた球団納会に出席した。

冒頭であいさつを行い「2018年、1年間本当にご苦労さまでした。優勝という目標、みなさんの期待に応えることができなかったことが本当に申し訳なく思っていますし、私としても非常に残念だと思っています」と3位に終わった今季を振り返った。

また監督を務めた3年間を総括し「巨人軍にとって当然勝利、そして変化、改革というものを求められた3年間だったと思っております。どちらも大したものを残すことができなかったかもしれませんが、間違いなく巨人軍は前に進んでいると私は信じていますし、私としては非常に貴重な時間となりました」と岡本、吉川尚ら若手の成長が今後のチームの光となると話した。

来季からは球団特別顧問に就任。「来年は違った立場で、応援させていただきたいと思います。監督として3年間、そして現役としては18年間。合わせて21年間ジャイアンツのユニホームを着てグラウンドに立たせていただいたことを本当に感謝しています。本当にありがとうございました」と前任の首脳陣、選手、球団スタッフら293名の前で感謝の思いを口にした。