西武栗山巧外野手(35)が主催する少年野球大会「第8回栗山巧杯」の決勝戦が2日、兵庫県立三木総合防災公園野球場で開催された。

大会後には、神戸市内の特別支援学校に通う子どもたちを含む26人を集め「リアル野球盤」も行われた。

リアル野球盤は、昨年に続いての実施。栗山は「とにかく『野球は楽しい』『仲間との絆が深まる』遊びだということを、たくさんのお子さんたちに伝えたいと思います」と臨んだ。永江と松本直も加わり、約1時間、子どもたちと一緒に楽しんだ。

特別支援学校に通う小学生低学年の男の子は、昨年に続き参加。「今年も、とっても楽しかったです。去年は永江チームで永江選手が僕のことを覚えていてくれてうれしかったです。今年は松本チームで松本投手のバッティングがすごかったです! 来年も参加したいです」と、レオ戦士と野球を存分に楽しんだ1日を振り返った。

男の子の両親は「子どもから自発的に今年も参加したいと言われました。元気よく参加してくれました。健常者の子たちと交流するイベントがなかなかないので、このような機会はとても良いものですね」と感謝していた。

栗山は「今年もうまいこといくと良いな、と思って当日を迎えましたが、昨年以上に一般参加の子どもたちも集まってもらえて、本当に楽しくやれました。来年も続けていきたいです」と話した。