ソフトバンクのデニス・サファテ投手(37)が29日に自身のツイッターで自伝を出すことを明かした。

「書くのに1年かかりました。私の人生のすべてを伝えます」と記す大作で、日本語のみで出版するという。「良いことも悪いことも、最も困難なことも」とメジャーから日本へ渡り、広島、西武、ソフトバンクとプレーしてきた右腕が、思いを語る。

これまでも内川の家族の物語を書いたものや、東浜の少年時代からアマ時代もことを書いた本、松田宣、森福(現巨人)らがメッセージを記した本はあったが、ソフトバンクの現役助っ人の自伝は珍しい。

今季は4月に股関節を痛め、その後は米国で手術。現在も米国でリハビリに専念しているが、来春キャンプから合流する予定。通算234セーブを挙げている実力だけでなく、家族思いでナインからの人望も厚いサファテの物語には注目が集まりそうだ。