ヤクルト近藤一樹投手(35)が、ソフトバンクから加入する寺原隼人投手(35)と“同い年タッグ”を組む。

オリックス時代に2年間チームメートであり、同い年の寺原が今季から入団する。連絡を取り合っており「また同じチームでできることは、うれしい」と話した。01年の夏の甲子園にともに出場。寺原は日南学園のエースとして速球を武器に注目を集め、高校時代から意識していた相手だ。近藤は日大三のエースとして初優勝に貢献したが「自分たちの代は、ずっと『寺原世代』と言われて、やってきているので」と振り返った。

12年シーズン以来となる2度目のチームメート。寺原は先発での起用が予定されており、寺原-近藤の継投の可能性もある。昨季の最優秀中継ぎ投手は「昨季2位になった、このタイミングで加入してくれるのは心強い。さらに上を目指して、一緒に喜びたい」。プロ18年目のベテラン同士が共闘する。