巨人原監督が1月31日、宮崎入りし、キャンプ中の激しいチーム内競争を求めた。宮崎神宮を参拝後「厳しい戦いが始まる。まずは自軍の中でしっかりと戦い、しっかりとしたチームをつくっていく」と言った。

FAで加入した丸、炭谷、新外国人のビヤヌエバ、クックに岩隈、中島ら新戦力が加わった。「私も含めて新戦力」とフラットな視線で見極めていく。遊撃手の坂本、中堅手の丸、4番岡本ら中心選手はいるが、競争原理を基本に掲げる。ビヤヌエバは岡本とともにキャンプは三塁からスタート。指揮官は「僕自身ゼロから非常にフレッシュな感じでいますので、それでいいと思います。組み立てることは難しいことではない」とチームの底上げを図る。

3度目の監督として迎えるキャンプイン。「デイ・バイ・デイ。1日1日積み上げながら。チームを引っ張るメンバーが何人そろうか。それが強い組織になる。引っ張られている状況でジャイアンツのユニホームに袖を通すことがないように」と引き締めた。【前田祐輔】