オリックス新外国人のジョーイ・メネセス内野手(26=フィリーズ3A)を他球団007が警戒した。メネセスはフリー打撃で34スイングし、柵越え15本。そのうち5本がバックスクリーンに直撃するもの。

逆方向への柵越えはなかったが、右へ強烈なライナー性の打球を連発。「タイミングとインパクトを常に意識している。センターに打てたのは良かった」と振り返った。

視察したロッテ八島スコアラーは「ヘッドの使い方が良くて、コンパクトなスイングで芯に当てるのがうまい。打率も残せながら本塁打も打てるタイプ」と説明。ロメロとマレーロの打撃も好調で「(助っ人3人の)競争心という相乗効果がある。やる気を出した外国人は止められない」とさらに警戒心を強めた。見守った西村監督は「(打率)3割は残せるような内容だった」と評価。今後も他球団を脅かす存在となりそうだ。