日刊スポーツはキャンプ期間中「カープ観測」と題し、広島のさまざまなデータを計測し、その強さを探っていきます.

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カープの外国人枠争いが激しさを増してきた。同時に出場選手登録できるのは4人までで、投手2人+野手2人。または、どちらかが3人+もう一方が1人。これを7人で争っている。

野手はドミニカ共和国出身の2人。バティスタDH、メヒア一塁で、この日の阪神戦に同時出場した。メヒアは2安打して昨季ウエスタン4冠の力を見せつけ「1打席1打席ベストを尽くす」と鼻息も荒かった。バティスタに関しては、ある球団のスコアラーが「うちなら4番」と話す。問題はチーム方針との兼ね合いのみ。ともに複数ポジションを練習して備えている。

投手はジョンソンが当確で、フランスアも確実視される。新外国人ローレンスは先発として評価が高く、2年目のヘルウェグは、昨年の日本シリーズ4試合登板の実績がある。もう1人の新外国人レグナルトも調子を上げてきたとなると…。4人に絞るというより、7人をいかに有効活用するかがカギになりそうだ。