ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が安打へのこだわりをのぞかせた。6回2死から代打に立ち、この日最速155キロを記録した速球派のオリックス山本から四球を選んだ。

四球は安打と同等と考える井口監督は、安定した出塁率を残すルーキーに「しっかり球を見ている。あとは自分のタイミングに合わせるだけ」と評価。だが藤原は「きわどい球もなかったし、今の自分には(四球の)価値はない」と話し、力強い球を打ち返したい思いを強くした。