左内転筋肉離れで実戦から離れていた日本ハム中田翔内野手(29)が、6日教育リーグのロッテ戦(ロッテ浦和)で実戦に復帰する。

5日、2軍施設のある千葉・鎌ケ谷でチームの全体練習に参加。投内連係や打撃練習で軽快な動きを見せ、順調な回復ぶりを見せた。「しっかりアピールできるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

チームのアクシデントを主将がカバーする。5日に清宮が右手有鉤(ゆうこう)骨骨片摘出手術を受け、約3カ月の離脱を余儀なくされた。中田も新人だった08年に左手有鉤骨を骨折した経験を持ち、気持ちはよくわかる。「今後のことを考えたらね、そっちの方がよかったんじゃないかなと思う。清宮の代えはいないですからね、チームとしてカバーできるように頑張りたいですね」。頼れるチームの主将が帰ってくる。