ソフトバンクは13日、中村晃外野手(29)が前日12日に福岡市内の病院でMRI検査を受け、右腹斜筋筋挫傷と診断されたことを発表した。

中村晃は右脇腹の違和感を訴え、9日ヤクルト戦からオープン戦を欠場。今後は状態を見ながら、リハビリ組に回ることになり、開幕までの復帰は極めて厳しい状況になった。

工藤監督は「(開幕は)厳しいかもしれない。まずはしっかり治してもらって、気持ちを切り替えてほしい。残ったメンバーで、彼が帰ってくるまでチームがいい状態でいけるようにしたい」と神妙な表情。3年連続日本一へ、不動のレギュラーで主軸を打つ中村晃の離脱は痛い。この日は5番左翼にグラシアルが入ったが、外国人枠などの兼ね合いもあり、開幕前まで頭を悩ませることになりそうだ。