中日与田監督が審判の判定に疑問を投げかけた。8回裏1死走者なしの場面だった。打者渡辺のカウント3-2。渡辺が打席で準備を完了する前に、楽天安楽が投球を開始。1本足打法が整わないまま、直球が内角高めに決まり見逃し三振となった。

与田監督は試合後、珍しく口をとがらせた。「(プレーの)タイミングが正式にOKなのか。審判にも確認したが、開幕前にNPBに確認しないといけない。投手がセットに入って、しっかり止まっていたのかもある。あれがOKなら、ウチもやらないと」。西山球団代表も指揮官に同調した。「明日、意見書を提出します。先方にも伝達済みです」と、23日にNPBに意見書を提出することを明らかにした。オープン戦では異例のアクションとなった。