楽天安楽智大投手(22)は、開幕ローテ当確とはならなかった。

6回からマウンドに上がり、3回2安打1失点も「良かったボールもあれば、悪かったボールもある。中途半端ですね」。唯一の失点を喫した最初の6回だけで31球を投げた。最速146キロの直球は随所で力強さを感じさせる一方、「決めにいくボールが浮いてしまう」とウイニングショットの精度に課題を残した。

平石監督も「うーん…可もなく不可もなく。ちょっと考えます」と話したように、ドラフト4位の弓削隼人投手(24=SUBARU)らとの争いの決着は持ち越された。ロングリリーフ要員としての起用も含めてはかりにかけ、陣容を固めていく。