DeNA熊原健人投手(25)と楽天浜矢広大投手(26)の交換トレードが26日、両球団から発表された。宮城出身の熊原は地元球団への加入。楽天はエース則本昂が右肘手術で離脱しており、開幕前の緊急補強となった。

熊原は仙台大から15年ドラフト2位で入団した右腕。顔よりも高い位置にグラブを構え、大きく足を振り上げる神主投法で注目を集めた。プロ1年目の16年は18登板も昨年は1軍登板なしに終わり、プロ通算4勝2敗、防御率は5・14。

浜矢は13年ドラフト3位でホンダ鈴鹿から入団し、先発から中継ぎをこなせる左腕としてプロ通算38試合、3勝0敗1ホールドの左腕。昨年は中継ぎとして開幕1軍入りを果たしていた。

◆熊原健人(くまばら・けんと)1993年(平5)10月19日、宮城県生まれ。柴田高、仙台大を経て、15年ドラフト2位でDeNA入り。仙台大から初のプロ野球選手に。178センチ、85キロ。右投げ左打ち。推定年俸1000万円。家族は両親と兄と姉。父は神社の宮司。

◆浜矢広大(はまや・こうだい)1993年(平5)2月27日生まれ。奈良・十津川村出身。和歌山の日高高中津分校に進み、2年秋に野手から投手転向。ホンダ鈴鹿では3年目の13年にエース格となった。推定年俸900万円。185センチ、78キロ。左投げ左打ち。