ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)がうれしいプロ初安打をマークした。

1番中堅で出場。ここまで右飛、二ゴロ、空振り三振で迎えた7回2死、楽天青山から追い込まれながらも三遊間の最深部へ転がし、俊足を飛ばして出塁した。1番抜てきに井口資仁監督は「チームの19年の流れを藤原で作りたかった。そういう意味ではヒットが出て良かったのでは」と話した。

高卒野手での開幕スタメンは球団では1965年に7番・遊撃で出場した山崎裕之以来で、54年ぶりの快挙となった。

◆藤原恭大(ふじわら・きょうた)2000年(平12)5月6日、大阪府生まれ。大阪桐蔭で甲子園に4度出場し、17年春、18年春夏と3度V。甲子園通算5本塁打は森友哉に並ぶ左打者最多。18年ドラフト1位でロッテ入団。181センチ、78キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸1500万円。