DeNA大和内野手が、球団4000勝目の決勝2点適時二塁打を放った。

2回2死一、二塁、巨人畠の145キロ直球を捉え、左中間へ。打率3割超えながら、意外にも今季初打点。普段はクールな男も、塁上で思わずガッツポーズを決めた。「得点圏で全く打てていなかったので。何とかしたいという気持ちがあった。うれしさが出ちゃいましたね」と少しはにかんだ。

阪神時代、巨人相手に何度も「伝統の一戦」を経験している。だからこそ「強いチームということは分かっている。メンバーを見てもすごい選手ばかり。自分の中でも特別な思いというものはある。そういう強いチームに勝てば、自分たちも勢いに乗れる」。高い守備力を武器に老舗球団からFA移籍してきた職人が、バットで節目の1勝に貢献した。