首位攻防戦2戦目は、連勝を狙う巨人が2回に5点を奪う先制攻撃を決めた。

1死二、三塁から、先発高橋優貴投手がプロ初安打を放ち、先制点を奪った。たたきつけた打球が三塁内野安打になり、プロ初打点。「打ったのは何か分かりません。前に飛んだのは分かったので、とにかく全力で走りました。どういう形であれ、先制点が取れたので良かったです」と喜んだ。

1死一、三塁とすると、続く1番坂本勇が142キロのカットボールを捉え、右中間に6号3ランをたたき込んだ。開幕からの連続試合出塁を21試合に伸ばす値千金の一打。「先制点が入ったあと、もう1点ほしい場面でした。追加点が取れてほっとしました」と言った。

さらに2死からは、3番ビヤヌエバが低めのボールゾーンに沈む134キロを左中間スタンドに運んだ。「打ったのはチェンジアップ。低めの球だったが、前に出されることなく、しっかりと芯で捉えることができました。チームのいい流れの中で、打たせてもらったホームランですね」と興奮。プロ2勝目を狙う高橋を大量点で援護した。