日本ハムのルーキー生田目翼投手(24=日本通運)が1軍デビューへ、課題を見いだした。27日、イースタン・リーグDeNA戦(鎌ケ谷)に2番手で登板。1回2/3を2安打1失点で降板。チームは延長11回の末、1-1の引き分けに終わった。

初失点を素直に受け止めた。最初の7回は先頭知野を空振り三振に切り、テンポよく3人で封じたが、2軍戦3試合目で初の2イニング目に乱れた。2死二塁から戸柱に同点の中前適時打を許した。「回をまたいで、ちょっとアウトを欲しがった」。実戦初失点。直後に降板となった。

ドラフト3位の即戦力として入団も、2月の春季キャンプで古傷の右肘痛を発症。調整が遅れ、今月13日に待望のプロ初実戦を迎えた。目指す1軍へ「直球をもうちょっと多めに投げて、2ストライクからのカウントをもう少し考えて投げたい」と、失点を次回登板への糧にする。