昨秋王者の函館大がサヨナラ勝ちで白星発進した。2-2の延長10回1死二、三塁で6番沼上仁弥捕手(4年=横浜創学館)が適時左前打を放ち、試合を決めた。

沼上は「前の打席までチャンスで凡退していたので、何とかチームに貢献しなきゃと思った」と喜んだ。

公式戦初先発の二瓶駿哉(4年=知内)は、10回157球を投げ抜き3安打2失点。11三振を奪う力投に「試合前はとても緊張したが、3回以降カーブが低めに決まるようになったのが良かった」と振り返った。阪内俊喜監督(62)は「二瓶は最近調子が良かったので、辛抱して最後まで投げさせた」と話した。