ソフトバンク釜元豪外野手(25)がプロ初の猛打賞をマークした。2回に右安を放つと同点の4回には相手の連続失策で1死二、三塁の好機。左腕松葉の初球カットボールを中前へはじき返す勝ち越し2点適時打を放った。

「積極的に打ちにいきました。左投手(松葉)から打てたのはよかった」。

この日は70、71年の南海ユニホームを着用して行う「関西クラシック」2試合目。6回の打席では左翼席の応援団から背番号「60」の大先輩門田博光氏の応援歌が流れる中、この日3本目の安打を左前へライナーで放った。

11年育成ドラフト1位で長崎・西陵から入団。15年7月31日に支配下登録。8年目の今季は1軍に定着している。