広島の3年連続胴上げ投手、中崎翔太投手(26)の2軍降格が19日、決まった。

開幕から守護神の役割を担ったが、調子が上がらず打ち込まれる場面が続いていた。今月途中から抑え役をフランスアに譲っていた。18日ロッテ戦で同点の延長11回に6番手で登板し、4失点。敗戦投手となり、防御率は4点台に突入していた。佐々岡投手コーチは「何とか復調してほしい」と話していたが、ついに断を下す形となった。

この日の試合後に荷物をまとめた中崎は「チームの力になれるように、しっかりがんばりたい」と話した。試合前にグラウンドで緒方監督と5分間にわたって話をする場面もあり「しっかりがんばってくれと(激励された)」と説明。本来のキレと制球を取り戻すべく、ファームで一から出直す。