中日松坂大輔投手(38)が登板明けの22日、ナゴヤ球場で、約50メートルの距離のキャッチボールなどで調整した。

松坂は「(肩の状態は)先週と一緒です」と説明。前回14日のウエスタン・リーグ阪神戦(甲子園)で、4回62球を投げた翌日と同じ体調であることを明かした。

21日のウエスタン・リーグ広島戦(ナゴヤ)で、今季3度目の先発登板。6回108球を投げ、7安打3四死球2失点の成績だった。2月のキャンプで右肩に炎症を起こして以来、初の100球をクリア。「(今日は)ブルペンにも入ろうと思ったけど、(左)足にマメができたのでやめました」と、登板翌日にブルペン入りを視野に入れるほど、右肩の状態が良好なことも明らかに。

リーグ戦再開は、29日からの阪神2連戦(ナゴヤドーム)。7月2日からは巨人、ヤクルト、広島と続く9連戦も控える。この日のウエスタン・リーグ広島戦では、笠原も実戦復帰。不整脈からリタイアしていた今季の開幕投手の1軍昇格も近い。交流戦明けの竜の反攻ローテーションが注目される。