西武金子侑司外野手の土壇場の一撃で追いついた。3点を追う9回1死一、二塁。オリックス・ディクソンの高めストレートを振り抜き、右翼席へ放り込んだ。同点の2号3ランと見届けると、右拳を握り締めながらダイヤモンドを回った。

「次につなぐことだけ考えた。ホームランはでき過ぎ。入るとは思わなかったので本当にうれしかった」。延長11回には完璧な中継プレーで勝ち越しを許さず、攻守にサヨナラ勝ちを支えた。