ピアース・ジョンソン投手は阪神の助っ人1年目では初となる30ホールドに早くも到達した。

1点リードの7回に登板。1死から不運な安打も絡んで一、二塁とされたが、ピンチを迎えて本領発揮だ。8番小園には6球ファウルで粘られながら、最後は10球目のカーブで左飛に仕留める。代打坂倉からはカーブ3球であっさり空振り三振を奪った。ゲームの流れを強く引き寄せ、「暑くてジメジメしていて大変だったけれど、必要なところではいい投球ができたと思うよ」と胸を張った。

42試合目のマウンド。30ホールドはセ・リーグ最多の数字となっている。30ホールドの価値を伝え聞くと「もっと行きましょう!」とニッコリ。真夏のフル稼働に向けて「米国南部も暑いからね。暑いところで投げるのは大丈夫だよ」と力強かった。