巨人が連勝で7カードぶりの勝ち越しを決めた。

前日は0-7からの逆転勝利を挙げ、この日は1回に坂本勇の31号ソロなどで3点を奪い主導権を握った。

原辰徳監督(61)は「昨日のゲームの勢いというものが、しっかりと出たのは大きいですね」と言った。

前日2本塁打の岡本、ゲレーロはともに2打点。

「非常に頼もしく、シーズン終わるまでずっとそういう状況で見たいなと」

6回2失点で6勝目を挙げた先発の桜井については「もう少しリズムというか、球数というか。まだできる投手ですね。ピッチャーにストレートのフォアボール。あるいは、そのあとのホームラン。まだまだ伸びる余地、改善する余地は十分あるピッチャーですね。でも先発にも慣れてきたというか喜びを感じながらマウンドに上がっていると思います」とした。

「勝利の方程式」の一角、中川、デラロサをベンチから外して、勝利した。

「3連戦3連投でしたかね。中川は。それとデラもね、いると使いたくなるもんですから。もういないでくれと。逆に完全に彼らは今日に関しては、明日のための備えという判断で、今日のブルペン陣で頑張ろうと思いました」。

3戦目は新人高橋に先発を託す。

「主導権をしっかり握るということと、高橋が不安の中で、多分ピッチングをスタートする。そこを何とか、いい形でスタートを切って。その前に打線が彼を助けるという形になればいいと思います」。