巨人は阪神戦に競り勝ち、2位広島と4・5ゲーム差とした。

原辰徳監督(61)は1点差の展開に「何て言うんでしょう、2-1で勝つためにはこういうことがなきゃダメだなという感じですね」とチーム全体で勝ち取った白星を評価した。

4連投になったベテラン大竹には「いや、もう本当に、何とか(高木)京介がいい形でバトンを渡してくれればと思ったんですけれどね。このところ非常にちょっと酷使しているというかね、大竹には頑張ってもらっているんですけれども、素晴らしい役割を全うしてくれましたね」。

7勝目を挙げた先発桜井については「球数的にちょっと多いイニングがね、多少慎重にという部分があり過ぎるのかなという風にも見えるんですけれども、最少得点でね、バトンを渡すという部分では非常に成長していると思いますね」。

4番岡本には決勝2ランが飛び出した。

「あの1発しかないわけですからね、ジャイアンツの得点というのはね。ああいう貴重なところで打ってくれるというのは大きいですね」と評価。主砲の状態については「よく分かりませんね。まだ彼は途上の人ですから。これからどんなに大きくなるか、僕自身も想像できませんから、はかることはできませんね。でも、いい方向にいっているという風にね、いつでも思い続けて彼を後押ししているという風には言えると思います」と言った。