阪神が、5年契約最終年の鳥谷敬内野手(38)と近日中に「去就会談」を行う方針であることが26日、分かった。

今季は代打中心で打率2割1分1厘。前日25日ヤクルト戦に出場した試合後、今季最後の神宮でのプレーを問われ「自分もこれが最後になるかもしれない…」と発言していた。この日、谷本修球団副社長兼球団本部長は「どこかで話を…」と言及し、鳥谷と会談する考えを明かした。電鉄本社と球団間も意見調整し、方向性を統一する。

谷本球団副社長の一問一答は以下の通り。

-鳥谷を含め、ベテランとは話し合いの機会を設ける可能性もゼロではない

そら可能性はゼロじゃないです。そんな聞き方をされたら。可能性ゼロって言えば、やりませんと言ってるのと一緒ですから。

-まだまだやれるか

最近、調子いいんじゃないですか。8月は打率4割台。数少ない打席で、ちゃんと結果も出してますし。

-現状、本人と話は

してないです。顔を合わせたらあいさつはしますけど、こみ入った話は何もしていないです。

-本人がやりたいかどうか、来季に気持ちがあるかが大前提になる

来季の話は正直、まだですね。考えてないと言えば変な言い方ですけど。いまは残るシーズンに、お互いに集中しているという段階なんで。来季うんぬんの話はいま、すべきではないと思ってますけど。

-鳥谷とは顔と顔を合わせて、言葉を交わす

それが大事でしょう。どんな場面でも、どんな組織でも。そういうことを含めて丁寧にやらなアカンと思っています。