阪神矢野燿大監督が、チーム最年長の42歳福留孝介外野手を逆転CSへの切り札に指名した。「孝介とも話をしているなかで『いけるところは行きますよ』という孝介の言葉と、結果もポイントのところで出してくれている」と全幅の信頼を寄せている。

糸井が10日に左足首の関節炎で出場選手登録を抹消された。これ以降、福留は糸井の入っていた3番で先発を続け、14戦で12打点と勝負強さを発揮する。先発を外れる休養日も設けず、プレーする姿でけん引。指揮官が「いけるところは孝介にやっぱり。こっちとしても行ってもらえたら、チームとして安心感もある」と話すように先発を継続する方針だ。

2軍でリハビリ中の糸井はまだ1軍合流のメドが立っていない。指揮官も「無理やろ。そんなすぐには」と明かす。それだけに、福留の存在感が際立つ。「どうしても年齢的な疲れは若い時とは全然違う。そこは孝介と話したり、トレーナーと相談しながら」と続ける。勝負どころでフル回転するベテランに最敬礼だ。