ヤクルトにチーム2度目の30発トリオが誕生した。

初回2死一塁、バレンティンが巨人高橋の初球直球を、バットを根元から折りながらバックスクリーンに運ぶ先制30号2ラン。4年連続通算8度目の30本塁打到達で、日米通算300号の節目。「自分のことを誇りに思うよ。達成感でいっぱいだけど、残り試合も打てるように頑張る」。すでに30号以上を放っている山田哲、村上と合わせ、92年のハウエル、古田、池山以来の30発トリオとなった。

▼バレンティンが4年連続8度目の30号。30本以上の最多回数は王(巨人)の19度だが、外国人選手ではローズ(オリックス)の7度を抜く最多記録。山田哲33本、村上32本を加え、ヤクルトは92年(ハウエル、池山、古田)以来、球団史上2度目の30発トリオ。同一球団で30本が3人以上は23度目となったが、30発トリオが誕生してBクラスのチームは過去にない。