中日打線が序盤から火を噴いた。

1回に先発柳裕也投手が2本塁打を浴びて2点を先制されたが、直後の1回裏、1死一、二塁から4番ダヤン・ビシエド内野手(30)が左中間を破る適時二塁打で1点。ビシエドは「甘く入ってきた球をしっかりとらえられた」とコメント。さらに1死満塁から阿部の遊ゴロの間に同点に追い付いた。2回には、無死満塁から京田陽太内野手の犠飛で勝ち越し、福田永将内野手(31)が左二塁打を放ち加点。福田は「追い込まれていたので、食らいついていきました」と話した。ビシエドも右犠飛で続き、高橋周平内野手(25)が中前適時打でこの回4点目をたたき出し、DeNA先発の上茶谷をKOした。高橋は「ランナーをかえせてよかったです」と満足げ。3回にも大島の犠飛で1点を加え、序盤で7-2と大量リードを奪った。