ヤクルトは途中出場の塩見泰隆外野手が感謝の決勝打で、小川監督と宮本ヘッドコーチの辞任決定後の初試合を制した。

10回2死三塁、ドリスの初球をたたきつけて中前に。「どんなボールがきてもバットに当てようと。まぐれです」と笑った。6月2日以来、3カ月ぶりの安打が貴重な一打。宮本ヘッドには「『期待してないからいつも通り振れ』と。技術だけでなく精神的なことも教わりました」。打率1割を切る中で起用してくれた小川監督にも「使ってくれて感謝しています」と話した。