広島赤松真人外野手(37)が22日、マツダスタジアムで現役引退会見を開いた。17年オフに胃がんの摘出手術を受け、1軍復帰を目指してきたが、ユニホームを脱ぐ決断をした。

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赤松は会見場に“乱入”した菊池涼介内野手と松山竜平内野手に見守られながら言葉を紡いだ。離脱してから一番うれしかったことを問われ「闘病中ってけっこうきついんですよ、外に出たくないんですけど(会見場の)後ろにいる菊池(涼)がうっとうしいくらい連絡してくる。空元気で答えるけど、励みになった」と話した。室内練習場では並んで打撃練習を行い、ベンチ入りする27日中日戦に備えた。