オリックスのステフェン・ロメロ外野手(30)が9月30日、チームメートとの再会を願いながら米国へ帰国した。

オリックスでの3年目を終えた主砲は、来季について「(プレーするのは)オリックスが一番のチームだと考えている。チームメートや首脳陣、スタッフといい人間関係を築けているし、球団から必要とされていることがいいパフォーマンスにつながるものだから」と残留を希望した。

今季は出場81試合、3割5厘、18本塁打、63打点。右脇腹痛、右膝痛などの影響で出場試合、本塁打数は3年間で最少だった。球団は残留に向けて契約交渉を行うが、故障による離脱の多さを指摘する意見もある。ロメロも「143試合出るのはどの選手にとっても目標。戻って来られれば、そこを目標にやっていきたい。そうすれば数字もついてくる」と弱点克服を約束。勝負強いロメロがフル出場で存在感を示せば、巻き返しは現実になる。